: 00 : 無くした右手がまだ痛む。 焼け付くような存在の誇示。 私にお前は見えないが、お前は私を見ていることだろう。 半透明の世界の膜の向こう側から。 お前は何を持っている? 見えはしないが感じはする。 私に見えぬ世界でお前が動くのを。